2026年6月1日~7日の7日間、第5回放射性同位体科学の進展に関する国際会議-Advances in Radioactive Isotope Science 2026(ARIS2026)が、福島市飯坂温泉の「パルセいいざか」にて開催されました。

3年に一度、世界各国のトップ研究者が一堂に会する「ARIS会議」は、放射性同位体科学分野における最高峰の国際会議です。日本では2014年の東京開催以来、12年ぶりの開催となりました。

歴史ある温泉街・飯坂温泉を舞台に、学術的な熱議はもちろん、地域と一体となった温かなおもてなしが展開された7日間をレポートします。

【ARIS2026 メモリアルムービー(約5分)】
世界中から集まった研究者たちの熱気溢れる議論の様子や、飯坂温泉でのあたたかな交流のひとときをダイジェストでお届けします。




~地域が一丸となって迎えた「飯坂温泉」でのおもてなし~

参加された研究者の皆様が、温泉街の情緒を楽しみながら快適に滞在できるよう、飯坂温泉観光協会、および飯坂温泉旅館協同組合の全面協力のもと、手厚い受入体制を整えました。

  • フレキシブルな宿泊・食事プラン: 一人ひとりのライフスタイルに合わせた素泊まりプランの設定や、ナイトタイムを参加者同士が気軽に交流できるよう飲食店での事前予約・特別セットメニューのご提供を行いました。
  • 地域を挙げた歓迎ムード: 会場へのアクセス路線である地元ローカル線「飯坂電車」の車内に歓迎の中吊り広告を掲示し、街全体でお客様をお迎えしました。



~日本の情緒と復興の「今」を伝えるレセプション~

初日のウェルカムレセプションは、江戸時代の歴史を今に伝える観光施設「旧堀切邸」(江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家を改修した観光施設)で開催されました。

  • 歴史的建造物での文化体験: 歴史ある土蔵を活用した演出や日本庭園での足湯体験など、日本ならではの風情と文化を堪能していただきました。
  • 福島県の魅力を発信: 会場内には復興庁や福島県によるPRブースを開設。全国新酒鑑評会で金賞を受賞した県産酒の試飲や県産食材の試食のほか、伝統工芸「赤べこ」の首付けデモンストレーションと進呈を行い、福島の魅力を多角的にアピールしました。
  • 名湯「鯖湖湯」の特別開放: 大会ポスターのモチーフにもなった歴史ある公衆浴場「鯖湖湯」を参加者に無料開放し、飯坂温泉自慢の湯を体験していただきました。

ライトアップされた土蔵(十間蔵)
旧堀切邸の足湯
公衆浴場 鯖湖湯


~和の伝統が彩るカンファレンスディナー~

懇親会は、温泉地開催ならではの魅力を最大限に生かし、老舗旅館「吉川屋」にて執り行われました。 地元・福島市の酒蔵「金水晶」の日本酒を使った華やかな鏡開きで幕を開け、迫力ある「飯坂太鼓」の生演奏が会場を魅了。心打ち鳴らす伝統芸能のパフォーマンスに、国境を越えた参加者同士の歓談の輪が一層広がりました。



~福島の魅力を全身で楽しむエクスカーション~

会期の中日には、参加者の皆様に福島県の豊かな自然と文化を体感していただくエクスカーションを実施しました。県内全5コースが用意され、世界各国からの参加者がそれぞれの興味に合わせて思い思いの旅へ出発しました。
福島市内を巡るコースでは、ちょうど旬を迎えた初夏の味覚さくらんぼ狩りを楽しんでいただいたほか、地元の歴史ある酒蔵での日本酒試飲、伝統工芸「土湯こけし」の絵付け体験を実施。福島の豊かな食と深い手仕事の文化に直接触れ、五感で楽しんでいただく充実のひとときとなりました。




~最先端の科学と地域が交差する「市民講演会」~

本会議の開会前日には、地域社会への還元と次世代の育成を目的とした市民講演会を開催いたしました。 地元の高校生をはじめとする約250名の市民が参加し、最先端の科学の面白さに触れました。講演後には研究者と市民が直接言葉を交わす意見交換の場や、貴重な研究資料の実物展示ブースが設けられ、子どもたちや地域住民にとって科学への知的好奇心を刺激する大変貴重な機会となりました。

市民講演会レポート:https://www.f-kankou.jp/pickup/42088 (福島市観光ノート)



福島市観光コンベンション協会からのご案内

福島市観光コンベンション協会では、豊かな自然と歴史・文化、そして地域が一体となったおもてなしで、さまざまな国際会議やコンベンションの開催をサポートしております。ユニークベニューの活用や地域連携プランのご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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